オイルタイプの見分け方
 シリコン型の製作から5日後(拭かない)  複製するときに複製面は拭かない。
 離型剤を無し 
 オイルタイプ   指で触るとオイルが微かに複製面に滲んでいる。  初回はオイルが滲んでいるためにウレタンは凹凸になる。 
 このタイプは一切型取りシリコンとしては当社では使用できない。
 ノンオイル(グリス)
 指で触ると成型シリコンのように複製面には一切ない。  初回はオイルが滲んでいないのウレタンは凹凸にならず綺麗にとれる。 
 ノンオイルタイプ   オイルは一切ない。  オイルが一切ないので凹凸にならない。 
オイルタイプとは(オイルブリードタイプ)
日本では殆どないタイプで硬化後のシリコン型からオイルが滲むタイプ
特にシリコン型の複製部分を拭いてもウレタンの硬化熱やエポキシの硬化時間(24h〜36h)の間にオイルが溢れてくるので複製が不可能。
※特に一般の個人では型取りが難しく複製が困難
シリコン型の製作5日後に複製面を拭かずに離型剤無しでレジンキャスト(GKキャスト)を複製すると複製品が凹凸になる。
(オイルタイプでは指で触ると微かにオイルが滲んでいる。)

ノンオイルのグリスタイプ(M8012/rtv3498)

一般の模型用型取りシリコンとしての日本で人気が高い。
ノンオイルタイプとして販売されているシリコン
脱型がしやすくオイルも滲まずにウレタンも良好
※このタイプではエポキシの複製は可能だが殆どが濁る。
ノンオイルのグリスタイプのM8012などは5日後でも凹凸にならない。
(ノンオイルのグリスタイプでは指で触ると成型シリコンのように一切オイルはない。)

ノンオイルタイプ(型取りシリコン・成型用シリコン)(信越X-32-2100t)
型取りシリコンであるが、オイルやグリスもないので石鹸の型や成型用のシリコンに使用が可能
ウレタン(レジンキャスト)・エポキシの複製では光沢に複製ができる。

 シリコン型の複製面がザラザラになり、エポキシでも心配になります。
   プラスチックウレタンの複製5回前後  プラスチックウレタンの複製20回前後   エポキシ光沢複製
 CONSON  早くも複製表面がつや消しのようになってくる。  複製面が全体的につや消しになる。  ザラツキが起こるため大変心配
 旭化成M8012  表面の色が変わることは一切ない。  表面の色が変わることは一切ない。  表面の色が変わることは一切ない。
       
ネットなどの情報ですが日本で一番物性が低いシリコンですので問題です。次回注文までに直りませんか?

ウレタンの複製ではザラザラにすぐなるがM8012(一番安い)で一切なりません。(当方も貴社consonのサンプルでテストしてみました。)

下記はyeのRTV-40tになります。(ブログサイトから抜粋)

自分が使ったことがあるのは、GSIクレオストMrシリコーンとモデラーズストアから購入したPROSILICONE RTVの2種類。

自分が個人的に感じたこの2つの使用感を書きます。

ウレタン複製

使用したレジンはウェーブレジンキャストです。

原型の形状等の違いもあるので確かなことは分らないのですが、個人的な感想ではM8012の方が丈夫で長持ちしました。

RTV-M40は表面の劣化が早くすぐにザラザラになってしまいました。

結果的に自分にはM8012の方があっているのかなと思いました。