この製品はオイルタイプのシリコンですので早く直してください。 
種類  型取り方法  製作日数  シリコンの面 離型剤 
 tin シリコン  両面型・2面型  5日後  拭き無し。  無し。
型取り方法は主に上記になります。
シリコン型製作後5日後にプラスチックウレタンで複製を1度だけします。
もちろん複製の面を拭かずに離型剤なしで1度だけです。
オイルタイプは複製品が凹凸になっています。

         
 シリコン型の製作初日 製作日は日数が経っていないため、オイルが起こっていません。
 シリコン型の製作5日後  5日ほどすると1度目にオイルが浮いていますので凹凸になります。
         
 オイルタイプは不幸 ノンオイルのタイプは離型剤で調整できるがオイルタイプのシリコンは調整ができない。
プラスチックウレタンの複製では複製前に拭いておいても硬化中にオイルが起こってくるので拭きようがない。
エポキシの複製では5日以上であると使用するたびに曇る。
また、エポキシ樹脂の硬化時間は24h~48hが日本では主流なので大変困る。
最悪の場合はプラスチックウレタンの複製で遠心注型では使用ができない。
オイルが均等に起こらないため。
         
(※1)離型剤処理を1回で怠ると水状または複製品に跡ができたり、凹みが起きる。

ウレタンの硬化熱により水状がでるので直らないと遠心注型などに使用不可能。
また凹凸の穴のウレタン複製品の原因になる。


2液性プラスチックウレタンの複製

レジンの熱によるものと思います。

室温・常圧なのでこのくらいですが遠心注型だとすごいオイルが出そうです。

複製品が蜂の巣状になり複製不可能になると思います。

GKキャスト 120秒タイプ 離型剤無し。

このような水状が一切起こらないようにしてください。

複製品ですが少しオイルにより凹凸になっています。

細かい凹みが多くできている。

水上の跡がウレタンの複製品に付いてしまっている。

初めはオイル(水状)はないが複製後の脱型後にこのように水状に出ている。
レジンの硬化熱により滲む模様

エポキシレジンのように光沢の複製に近く型取れるのは水状のオイルも少ないようです。

製品名    エポキシ光沢複製   2液性プラスチックウレタン   
 オイル 5日後  
 RTV-40w  1番目に濁りがある。  有り 凹凸が酷い  
 RTV-20  2番目に濁りがある。  有り 凹凸になる  
 RTV-40t  少しだけ光沢  有り 少し凹凸になる。  
 M8012   少し濁りある。  一切なし 一切なし  
 シリコン型の複製後にグリスが滲んでいると思うがオイルやグリスは指で感じられない。ウレタン複製も異常なし。  
 M8012はノンオイルタイプのグリス有りの製品。
   オイルが多いので調整をしてください。


※片面のみの複製テストでは絶対に分らないので注意してください。
  硬化熱が高くなるのは、2面型になります。
  また2面型・両面型でないとシリコン型の反りは分らず・複製の回数なども全く違います。



         




遠心注型

遠心注型2

 

 

   
   
 

2面型・両面型型取り方法のテスト

離型剤を使用しない場合はオイルが起こる。

2面型ではレジンの硬化熱が高いので水状がでる。

凹凸が酷い 3回に一度は凹凸になる。

これではオイルタイプ用のタルクを最悪使用しなければならない。

 

片面のみ片面のみのテスト

テストをしたが水状は殆ど出ないが少し起こる。

1面型ではレジンの硬化熱が低いので水状のオイルは少ない。

凹凸も両面よりは少ない。